Common Lispの規格にはXMLの処理に関することは書かれていませんが、XMLのデータを処理するためのライブラリがいくつか存在します。
Closure XMLはCommon Lispで書かれたXMLパーサです。名前空間やスキーマの検証、DOM、SAXなどに対応しているほか、追加のライブラリによって、Relax NG、XPath、XSLT、DOMの代わりになるものとして考案されたSTPなどにも対応します。
XMLSはS式指向のシンプルなXMLパーサです。スキーマを検証したり親切にエラーを報告してくれる機能はありませんが、小さくて高速です。