Clozure CL:過去のバージョン

Clozure CL:過去のバージョン

Tag: CCL


1.7

プラットフォームごとの注意点

Windows

32ビットのWindows向けのバイナリが64ビットのWindowsで動くようになりました。

64ビットのWindows向けのLispカーネルが、最近のバージョンのMinGW-w64ツールチェーンでビルドできるようになり、ビルドに最近のバージョンを要求するようになりました。CCL:WindowsNotesを見てください。

Linux ARM

ARMv7プロセッサが要求されるようになりました。バージョン1.6で最初にリリースされたときから、ARMへの移植版にとても多くの改良とバグの修正が行われました。

Mac OS X

PowerPCで動くMac OS Xのサポートが廃止されました。PowerPCで動くLinuxはまだサポートされます。

Mac OS Xのためのインターフェイスデータベースが、Snow Leopard(10.6)のヘッダから作られるようになりました。これには、Cブロックを認識する、試験的なバージョンのインターフェイストランスレータの利用が要求されます。CCL:BuildFFIGENを見てください。

CocoaベースのIDEは、Mac OS X 10.6 Snow Leopard以降を必要とします。

OS X Lionでは、スタンドアローンのClozure CL.appがクラッシュしたとき、AltConsoleアプリケーションが自動的に起動しないかもしれません。AltConsoleのDockアイコンをクリックすれば、起動して正常に動作するでしょう。

FreeBSD

FreeBSDバイナリはFreeBSD 8.1でビルドされています。6.xや7.xを使っているなら、Lispカーネルを自分のシステムで再コンパイルすれば、問題なく処理系を動かせるはずです。

$ cd ccl/lisp-kernel/freebsdx8632   # あるいはfreebsdx8664。必要に応じて
$ make

新しくexportされたシンボル

以下の新しいシンボルがCCLパッケージからエクスポートされます。

ccl:*disassemble-verbose*が真のとき、x86逆アセンブラは、逆アセンブルしたインストラクションと一緒にOPコードのバイトを表示するでしょう。

dparefとsparefは、:doubleと:floatの配列のparefを簡潔にした表現です。例えば、(dparef p 3) => (paref p :double 3)です。

大まかな変更点

イメージとFASLファイルのバージョンが変更されました。古いヒープイメージとFASLファイルは、1.7では動かないでしょう。

付属のASDFのバージョンが2.017になりました。

ASDF-Installは同梱されません。(代わるものとして、http://www.quicklisp.org/ を見てください)

CCLの前のバージョンでは、*gensym-counter*はスレッドローカルでしたが、グローバルになりました。gensymが、処理系全体でユニークなシンボル名を生成することを意味します。これは一方で、*gensym-counter*を変更するユーザコードは、何らかの方法でアクセスの逐次化をしなければならないことも意味します。議論は http://trac.clozure.com/ccl/ticket/799 を見てください。

さらなるコードカバレッジの改良。

目立たない低レベルの変更:UNIXライクなシステムでは、オペレーティングシステムを再起動させるシステムコールが、スレッドを一時停止させるのに使われるシグナルで、一時的に中断されるようになりました。(GCは、動作するとき常に他のすべてのスレッドを一時的に停止するので、これは珍しいことではありません)これによって何か問題があるとは思いませんが、念の為にここで書いておきます。


1.6

プラットフォームごとの注意点

Windows

32ビットのWindows向けのLispカーネルは64ビットのWindowsでは動きません。(数回の修正を経てr14647で解決したため、次回のリリースからは動くようになります)

64ビットのWindows向けのLispカーネルをビルドするには問題があります。新しいMinGW-w64のツールチェーンは、以前のバージョンと互換性がなく、Lispカーネルをビルドできません。ftp.clozure.comにある古いバージョンではビルドできます。ビルドの手順はWindowsNotesに書いてあります。

いくつかの深刻なバグが修正されました。

Linux/x86

配布されているバイナリはDebian 5.0でビルドされています。古い環境では、リンクしているglibcのバージョンが問題になる場合があります。

lx86cl: /lib/i686/cmov/libc.so.6: version `GLIBC_2.11' not found (required by lx86cl)

というエラーが出たら、

$ cd ccl/lisp-kernel/linuxx8632   # 64ビットならlinuxx8664
$ make

のようにカーネルを自分でビルドしてください。

Linux/ppc

ページサイズが4KBであることを前提としているため、ページサイズが64KBの環境では動きません。

Linux/arm

ARMがサポートされました。まだベータ品質なので注意してください。

v6T2以降のアーキテクチャが対象です。コアがどのアーキテクチャを採用しているか分からない場合、コアの性能と採用実績を見てください。

ARM EABIとsoft-floatがサポートされます。

FreeBSD

FreeBSDのバイナリは8.1でビルドされています。6.xや7.xを使っている場合、

$ cd ccl/lisp-kernel/freebsdx8632   # 64ビットならfreebsdx8664
$ make

のようにカーネルを自分でビルドしてください。

新しくexportされたシンボル

大まかな変更点


Last modified : 2012/03/30 00:31:53 JST
CC0 1.0
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