RnRS 等で使われる用語について説明する。
変数に束縛されている場所の値を変更すること。
quasiquote の別称。
ある場所に識別子を対応づけること。あるいは対応づけたもの。
構文をキーワードに、または場所を変数に対応づけるフォーム。
lambda 式等の直下のフォーム。この先頭に現れた定義群はその本体部分に局所的なものになる。
Scheme の基本型の一。
変更することのできない値。リテラルデータや symbol->string の返した文字列がこれに当たる。これらを変更しようとすると &assertion 例外が発生する。
発生したあとでも例外ハンドラで適切な処置を行なうことによりプログラムの実行を継続することのできる例外。
ある計算に対する(既定の)未来全体。
マクロをすべて展開した結果として現れるフォーム。どのフォームが核形式に含まれるかは実装系依存である。
トップレベルに現れた場合にはトップレベルの束縛を作り、本体部分の先頭に現れた場合には局所束縛を作り出す形式。
dynamic-wind や with-exception-handler などにより設定され、手続きの引数とは別個に取得できる情報。
ある手続き呼び出しについて、初期化が行なわれてからその手続き呼び出しから戻るまでの時間。
数学の同値関係に対応する述語。
call-with-current-continuation の引数の手続きに渡される手続き。
文字列リテラル内における \a, \n など。
正確な数値オブジェクトを正確な操作に対して得られた数。戻り値として返ってきた正確な数は数学的に正しい結果である。
数が近似や丸め誤差を含まないこと。
構文違反、手続きの仕様に対する違反、処理系の制約への違反、環境における例外的な状況の総称。
評価されて値を返すもの。
構文データの別名。
#f である値。
実装依存のある特定の範囲にある正確な整数の部分集合。
実装依存の、不正確な数の部分集合。
Scheme プログラムにおける構文上の単位。
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値を格納している場所を表しうるもの。
定数であること。
不正確な数で表しうる値の範囲や、非数が利用可能であるか、など各実装によって課せられる制約。
識別子がどのフェーズで参照可能であるかを表す属性。
空リストで終端されないリスト。
不正確な数値リテラルや不正確な演算に由来する数。
正の無限大に同じ。
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ライブラリのインスタンスを作成する過程。
整数数値オブジェクト(integer number object)の別称。
構文キーワードに同じ。
インポートレベルに同じ。
字句構文により規定される有意な文字の並び。
Scheme プログラムの構成要素の一。定義と式から成り、他のライブラリから定義を取り込み、他のライブラリへ定義を公開する。
Scheme の基本型の一。対を数珠つなぎにし空リストで終端したもの。
表記したものそれ自体に評価されるもの。数値、真偽値、文字、文字列、バイトベクタがこれに当たる。リテラルはまた定数でもある。
値を格納するところ。
構文抽象の別名。
キーワードに同じ。
マクロの使用がどのようにより原始的な形式に変換されるか指定するもの。
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代入が可能であること。
値の決定できない不正確な実数オブジェクトと見做されるもの。
不正確な有理数オブジェクトで表されるどの数よりも小さい不正確な実数。
Scheme の基本型の一。
複素数型、実数型、有理数型、整数型の総称。
値の別称。
Scheme の基本型の一。
syntax-rules, syntax-case のパターン部分に現れる `_' と `...' 以外の識別子。
ライブラリ中の式が評価されるタイミング。
不正確な有理数オブジェクトで表されるどの数よりも大きい不正確な実数。
常に #t か #f を返す手続き。
Lisp 族の言語で使われる式の表記法。ポーランド記法。
Scheme の基本型の一。
手続きとその引数を不定の順序で評価し、引数をその手続きに引き渡すこと。
末尾文脈における無制限な手続きの再帰呼び出し。
現在の例外ハンドラを起動すること。
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束縛が参照可能である範囲。
(プログラマに課せられる〜)値が実際に仕様で述べられている制約に従っていることを保証すること。(実装者に課せられる〜)妥当な範囲、可能な範囲、特定の操作が成功裏に完了する必要があることを認める範囲で、仕様にある制約が満たされているかどうかを確認すること。
R6RS で述べられているライブラリ、及び、安全なライブラリだけを取り込んだライブラリ。
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フォームの最初の要素が構文キーワードであるフォーム。
本体部分に現れた begin フォームの下位フォームが、あたかも begin フォームで包まれていないかのように、その上位フォームにつぎ合わされること。
R6RS Standard Libraries で言及されるライブラリ。
Scheme の基本型の一。
あるフォームの下位要素であるフォーム。
Scheme の基本型の一。
マクロ変換子をキーワードに束縛したもの。
情報の損失なしに読み書きできる Scheme のオブジェクト。
構文に名前をつける識別子。
ライブラリ本体、トップレベルプログラム、構文抽象における構文違反。 &syntax 例外が発生する。
末尾文脈における手続き呼び出し。
R6RS 11.20 参照。
Scheme プログラムを起動する起点。
マクロ変換子に同じ。
偽ではない値。
ある識別子に対する束縛が存在しないこと。
RnRS の範囲で規定されていない振る舞い。
RnRS により規定されていず、実装により異なる値。例えば set! の戻り値など。
場所に名前をつける識別子。
Scheme の基本型の一。
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